本章では、Omeka.netのアカウント作成(サインアップ)手順と、利用可能なプランの比較について解説します。

サインアップの手順

Omeka.netでサイトを作成するには、まずアカウントを作成する必要があります。

1. Omeka.netにアクセス

ブラウザで https://www.omeka.net/ にアクセスします。

2. 「Sign Up」をクリック

トップページの「Sign Up」ボタンをクリックして、アカウント作成画面に進みます。

3. アカウント情報の入力

以下の情報を入力します。

項目説明
Usernameログインに使用するユーザー名
Emailメールアドレス(確認メールが送信される)
Passwordパスワード(十分な強度のものを設定)
Site nameサイトのタイトル(後から変更可能)
Site URLサイトのURL(your-site.omeka.netの形式)

サイトURLは一度設定すると変更できないため、慎重に選択してください。英数字とハイフンが使用可能です。

4. 利用規約への同意

利用規約(Terms of Service)を確認し、同意のチェックボックスにチェックを入れます。

5. アカウントの確認

入力したメールアドレスに確認メールが送信されます。メール内のリンクをクリックしてアカウントを有効化します。

6. ログイン

アカウントが有効化されたら、サイトの管理画面(your-site.omeka.net/admin)にログインできます。

プランの比較

Omeka.netでは、無料プランを含む複数のプランが提供されています。プロジェクトの規模や必要な機能に応じて適切なプランを選択してください。

Basic(無料プラン)

項目内容
料金無料
ストレージ500 MB
プラグイン利用不可
テーマ制限あり
ファイルアップロード対応
独自ドメイン不可

Basicプランは、Omeka.netの基本的な機能を試すのに最適です。アイテムの登録、コレクションの作成、基本的なサイトの構築が可能です。ただし、プラグインが利用できないため、展示(Exhibit)やシンプルページなどの機能は使えません。

Plus

項目内容
料金有料(年額)
ストレージ1 GB
プラグイン一部利用可能
テーマすべて利用可能
独自ドメイン不可

Plusプランでは、Exhibit Builderプラグインなどの一部のプラグインが利用可能になります。小規模なデジタルコレクションの運用に適しています。

Silver

項目内容
料金有料(年額)
ストレージ5 GB
プラグイン多くが利用可能
テーマすべて利用可能
独自ドメイン対応

Silverプランでは、より多くのプラグインとストレージが利用可能です。独自ドメインの設定にも対応しており、本格的なデジタルコレクションの運用に適しています。

Gold

項目内容
料金有料(年額、最上位プラン)
ストレージ50 GB
プラグインすべて利用可能
テーマすべて利用可能
独自ドメイン対応
CSS編集対応

Goldプランは、最も多くの機能とストレージを提供します。大規模なデジタルコレクションの運用や、CSSの直接編集によるデザインカスタマイズが可能です。

プラン選択のポイント

プランを選択する際のポイントは以下の通りです。

まずはBasicプランで試す

Omeka.netの使い勝手を確認するために、まずはBasicプランで始めることを推奨します。基本的なアイテム管理とサイト構築を試してから、必要に応じてアップグレードできます。

プラグインの必要性

展示(Exhibit Builder)やシンプルページなどの機能を使いたい場合は、Plus以上のプランが必要です。どのプラグインが必要かを事前に確認してください。

ストレージ容量

画像や動画などのメディアファイルを多数登録する場合は、ストレージ容量に注意が必要です。高解像度の画像を扱う場合は、SilverやGoldプランを検討してください。

独自ドメイン

組織や研究プロジェクトの公式サイトとして運用する場合は、独自ドメインの設定が可能なSilver以上のプランが適しています。

プランのアップグレード・ダウングレード

プランの変更は、管理画面の設定から行えます。アップグレードの場合は、新しいプランの料金との差額が計算されます。ダウングレードの場合は、ストレージ容量やプラグインの制限に注意してください。

自己ホスティングとの比較

より高い自由度が必要な場合は、Omeka Classicを自分のサーバーにインストールすることも検討してください。自己ホスティングでは、すべてのプラグインとテーマを自由に使用でき、ストレージの制限もありません。

Omeka Classicのインストール方法については、Omeka Classicのインストールを参照してください。

また、Amazon Lightsailを使用した環境構築については、Amazon Lightsailを用いたOmeka Classicサイトの構築(独自ドメイン+SSL化を含む)を参照してください。

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