背景
IIIF(International Image Interoperability Framework
)のアイコン(具体的には、IIIFのマニフェストURL)は、多くのIIIF対応ビューアにおいて、ドラッグ&ドロップによるロードに対応しています。
ただし、以下のモジュールによって表示するIIIFアイコンについては、ドラッグ&ドロップができない、というフィードバックをいただきました。
https://github.com/omeka-j/Omeka-S-module-IiifViewers
この原因について、以下のページなどを参考に調査しました。
https://zimeon.github.io/iiif-dragndrop/
その結果、以下のようなHTMLの記述が必要なことがわかりました。
上記のパターンに合致していないことが、上述したモジュールでドラッグ&ドロップができない不具合の原因でした。
この記事では、この対応方法について記述します。
対応方法
具体的には、以下のマニフェストURLを例とします。
マニフェストURLの例: https://omekas.aws.ldas.jp/sandbox/iiif/2/2/manifest
そして、これまでは以下のように、aタグのhref属性に、IIIFマニフェストのURLのみを与えていました。
上記を以下のように修正する必要がありました。
アイコンをクリックした際に、マニフェストをダウンロードできる挙動は同じですが、後者では、他のIIIF対応ビューアへのドラッグ&ドロップに対応できます。
href属性にマニフェストURLを2回記述する点が少し冗長ですが、Universal ViewerやIIIF Curation Viewerでも同様の記述がなされていました。
このように?manifest=manifest_URIの部分がロードに使用されることが多いことから、その前のdefault_targetの部分は影響しないことが多いこともわかりました。
そのため、IIIFアイコンだけでなく、以下のようなURLが付与されることが多いUniversal ViewerやIIIF Curation ViewerのURLおよびアイコンについても、他のIIIFビューアにドラッグ&ドロップできることが確認できました。(恥ずかしながら、これまではdefault_targetの部分がIIIFマニフェストのURLである必要があると思っていました。)
まとめ
IIIFアイコン(IIIFのマニフェストURL)をサイトに設置する際の、ドラッグ&ドロップへの対応のお役に立てば幸いです。