Insta360で撮影した360度動画ファイル(.insv)にGPS情報が含まれているかどうかを、コマンドラインから機械的に確認する方法を紹介します。
Insta360カメラで撮影した動画には、GPS機能が有効な場合に位置情報が埋め込まれます。しかし、撮影時の設定やGPS信号の受信状況によって、GPS情報が含まれるファイルと含まれないファイルが混在することがあります。
大量のファイルを整理する際、GPS情報の有無でファイルを分類したいケースがあります。
使用ツール#
exiftool を使用します。macOSの場合、Homebrewでインストールできます。
ポイント:-ee オプションが必須#
Insta360の.insvファイルは、GPS情報を標準的なEXIFタグではなく、MP4コンテナ内の独自トラックに埋め込んでいます。
そのため、通常のexiftoolコマンドではGPS情報を読み取れません。
-ee(extractEmbedded)オプションを使用することで、埋め込まれたメタデータトラックからGPS情報を抽出できます。
単一ファイルの確認#
GPS情報がある場合は位置情報が出力され、ない場合は何も出力されません。
複数ファイルの一括確認#
以下のシェルスクリプトで、フォルダ内のすべての.insvファイルのGPS有無を確認できます。
実行例#
ファイルを自動分類するスクリプト#
GPS情報の有無でファイルを別フォルダに分類するスクリプトです。
より詳細なGPS情報を取得#
緯度・経度以外の情報も取得できます。
出力例:
CSV形式で出力#
複数ファイルの情報をCSVで出力する場合:
まとめ#
- Insta360の.insvファイルのGPS情報は独自形式で埋め込まれている
exiftool -ee オプションで読み取り可能- シェルスクリプトで大量ファイルの一括処理が可能