zenodoの使い方を学ぶにあたり、資料を登録してみましたので、備忘録です。登録した資料に付与されたDOIは以下です。
https://zenodo.org/doi/10.5281/zenodo.12508032
DOI#
DOIについては、最新のバージョンにアクセスできるものと、各バージョンに付与されるものがあり、上記のDOIは前者の者です。バージョン1は以下です。
https://zenodo.org/doi/10.5281/zenodo.12508033
バージョンについては、以下の記事も参考にしてください。
バージョン#
ファイルの追加や更新を行わない限り、バージョンを変更する必要はなさそうでした。PDFをアップロードした際にDOIが付与され、その後にメタデータを編集しても、バージョンに変更はありませんでした。
このメタデータの更新については、画面右下の「Technical metadata」で確認できました。バージョン1が作成されたのは6/23ですが、6/24に更新されていることが確認できます。


エクスポート#
JSON-LD#
いくつかのフォーマットでエクスポートできますが、JSON-LDによる出力もサポートされていました。
これをEASY RDF ConverterでRDF/XMLに変換した結果は以下です。schema.orgを中心に使用されていることがわかります。
ARC2によるRDFグラフの視覚化の結果は以下のようになりました。

JSON#
以下はjson形式によるエクスポート結果です。json-ldに比べて、情報が充実していました。
面白かった点として、IIIF対応がなされていました。
例えば、Image APIには以下でアクセスできます。
https://zenodo.org/api/iiif/record:12508033:AIPを作成・利用する ツール紹介.pdf/info.json
例えば以下のURLにより、90度回転させた2値化画像をwebp形式でダウンロードできます。
https://zenodo.org/api/iiif/record:12508033:AIPを作成・利用する ツール紹介.pdf/full/full/90/bitonal.webp

また、Presentation APIには以下でアクセスできます。(ただし、canvasesは空になっており、この点は要調査です。)
https://zenodo.org/api/iiif/record:12508033/manifest
これに関連して、2024年5月20日時点において、IIIFによるアノテーション機能の実装も進んでいるようでした。
https://about.zenodo.org/roadmap/

Zenodo(or Invenio)をデジタルアーカイブの公開システムとしても使えるかもしれないなと思いました。
まとめ#
ZenodoはAPIも充実していました。例えば、以下のURLから、上記のJSONに近い結果を得ることができました。
https://zenodo.org/api/records/12508033
ここから上述したIIIFなどの情報にもアクセスできたため、フロントエンドだけ自作する、といった使い方もできるかもしれません。
色々と学ぶ点が多い、有用なシステム(サービス)だと思いました。
他の方の参考にもなりましたら幸いです。