DataverseのデータをArchivematicaで処理する流れを確認しましたので、備忘録です。
ArchivematicaではDataverseのデータを入力する機能を提供しています。
https://www.archivematica.org/en/docs/archivematica-1.17/user-manual/transfer/dataverse/
本機能について、以下の講演会で教えていただいたので、実際に試してみました。
https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1402322
Dataverse#
以下の記事でも使用したDemo Dataverseを使用します。
以下のデータをアップロードしました。
https://demo.dataverse.org/dataset.xhtml?persistentId=doi:10.70122/FK2/IHQZL3
ここから画像データそのものと、JSONデータをダウンロードします。Metadataタブに移動し、Export MetadataからJSONを選択します。

以下はJSONファイルの一部ですが、metadataBlocksにメタデータ、filesに画像ファイルの情報が記載されています。
データの準備#
Dataverseのサンプルデータは以下に格納されています。
https://github.com/artefactual/archivematica-sampledata/tree/master/SampleTransfers/Dataverse
metadataフォルダに、DataverseからダウンロードしたJSONファイルをdataset.jsonという名前で格納してみます。具体的には、以下です。

ここでは、以下の記事を参考に、GakuNin RDMから接続したmdx.jpのオブジェクトストレージにデータを用意し、同オブジェクトストレージに接続したArchivematicaから処理を行います。
Archivematicaでの処理#
Transfer typeに「Dataverse」を設定し、先ほど作成したフォルダを選択し、処理を開始します。

結果、以下のようにmetsファイルが作成されました。データの登録方法の問題か、バグかはわかりませんが、dmdSec_1が2つ作成されてしまいましたが、dataset.jsonの内容がDDIの形式で記述されました。
まとめ#
研究データの長期保存を考える上で、大変参考になる機能だと思いました。DataverseとArchivematicaの接続にあたり、参考になりましたら幸いです。