Omeka Sの更新作業に関する備忘録です。以下の公式ドキュメントも参考にしてください。
https://omeka.org/s/docs/user-manual/install/#updating
事前準備:バックアップ#
更新作業の前には、不測の事態に備えてデータベースとファイル一式のバックアップを必ず取得してください。
1. データベースのバックアップ
mysqldumpコマンドなどでデータベースのダンプファイルを作成します。
2. ファイルのバックアップ
Omeka Sのインストールディレクトリ全体をバックアップ(複製)します。
メンテナンスモード#
更新にあたり、メンテナンスモードに切り替えます。
以下のEasyAdminモジュールをインストールしておきます。
https://omeka.org/s/modules/EasyAdmin/
そして、以下の「設定」ボタンから、設定ページにアクセスします。
/admin/setting
「Maintenance」項目について、例えば「Public front-end」にチェックを入れて保存します。
結果、以下のように、メンテナンスページが表示されるようになります。
本体およびデフォルトテーマの更新#
Omeka Sがインストールされたディレクトリに移動して、以下を実行します。
以下は、v4.1.1に更新する例です。
/admin にアクセスすると、/migrate にリダイレクトされ、以下の画面が表示されます。「データベースの更新」ボタンを押します。
管理画面に移動し、「移行しました」と表示されれば成功です。
モジュールの更新#
合わせてモジュールの更新も行います。
更新可能なモジュールは以下のように表示されます。また、Omeka S v3からv4へ更新した際などは、モジュールのバージョンの不整合により、更新しないと実行できなくなるケースもあります。
まず、modulesディレクトリに移動します。
そして、以下の内容のファイルを作成します。更新対象のモジュールは適宜変更してください。
そして、以下を実行します。
結果、更新されたモジュールには、「アップグレード」ボタンが表示されますので、ボタンを押します。なお、最近のモジュールは、「Common」モジュールを事前にインストールすることが求められるケースが多いので、先にインストールしておくことをお勧めします。
まとめ#
最後に、メンテナスモードを解除して、更新作業は完了です。
更新作業中はエラーが発生するケースもあるので、.htaccessファイル内で以下のように設定を変更しておくことも有効かもしれません。また、更新作業の完了後は、再びproductionモードに戻すことをお忘れなく。
Omeka Sの運用にあたり、参考になりましたら幸いです。
更新履歴#
- 2026/02/06:バックアップ手順を追記
- 2024/08/01:記事公開