IIIF Audio/Visualに対応したビューアの一つである@samvera/rampビューアのFiles/Markersタブの使用方法について調べたので備忘録です。

マニュアル#
Filesについては、以下に記載がありました。
https://samvera-labs.github.io/ramp/#supplementalfiles
また、Markersについては、以下に記載があります。
https://samvera-labs.github.io/ramp/#markersdisplay
使用するデータ#
『県政ニュース 第1巻』(県立長野図書館)を使用します。
https://www.ro-da.jp/shinshu-dcommons/library/02FT0102974177
Filesタブ#
renderingプロパティを読むと記載されています。renderingプロパティについては、以下のCookbookにも掲載されています。
https://iiif.io/api/cookbook/recipe/0046-rendering/
以下のようなスクリプトにより、マニフェストファイルにrenderingプロパティを追加します。
以下のようなマニフェストファイルが作成されます。
ビューアでの表示例は以下です。

なお、renderingプロパティは、Clover IIIFでは以下のように表示されました。

Markersタブ#
時間情報を持ったhighlightingmotivationのアノテーションが表示されると記載されています。
以下のようなスクリプトにより、マニフェストファイルにhighlightingmotivationのアノテーションを追加します。
注意点として、targetを以下のように記載すると表示されませんでした。
target=f"{canvas.id}#xywh={x},{y},{w},{h}&t={start},{end}",
以下のように、#t=を含み、開始点のみを含む形式が必要なようでした。xywhは任意です。
target=f"{canvas.id}#t={start}&xywh={x},{y},{w},{h}",
結果、以下のようなマニフェストファイルが作成されます。
注意点として、1つのアノテーションリストのみが処理対象となっていました。そのため、supplementingmotivationのアノテーションと同じ配列に格納しています。
ビューアでの表示例は以下です。以下のように表形式でマーカーが表示されました。マーカーの名前に付与されたリンクをクリックすることで、指定された時間に遷移しました。

また、上記ではsupplementingのアノテーションは表示されず、それらはTrasnscriptsタブにのみ表示されました。
まとめ#
IIIF A/Vにおけるアノテーションの取り扱い等について、参考になりましたら幸いです。