TEI/XMLから検索システムを構築する際のDTS(Distributed Text Services)のdts:wrapperタグの応用例に関するメモです。
DTS(Distributed Text Services)は以下です。
Cayless, H., Clérice, T., Jonathan, R., Scott, I., & Almas, B. Distributed Text Services Specifications (Version 1-alpha) [Computer software]. https://github.com/distributed-text-services/specifications`
DTSの構築例として、以下なども参考になりましたら幸いです。
以下の「デジタル延喜式」を例とします。
https://khirin-t.rekihaku.ac.jp/engishiki/
本システムでは、TEIを用いて作成したXMLデータから、検索時の単位となる部分を抽出し、それをJSON形式のデータに変換した上で検索を行っています。JSONデータの例は以下です。JSON:APIに準拠した記述を採用しています。
http://khirin-t.rekihaku.ac.jp/engishiki/jsonapi/item/39100101.json
検索結果は以下のように表示されます。校訂文(@type=“original”)、現代語訳(@type=“japanese”)、および英訳(@type=“english”)を表示しています。

検索結果で表示するテキストはJSONのxmlデータから作成しており、このデータにDTS(Distributed Text Services)のdts:wrapperを使用しています。
DTSのdts:wrapperは以下に記載されています。
https://distributed-text-services.github.io/specifications/versions/unstable/#query-parameters-2
以下のようなイメージで使用しています。

TEI/XMLファイルから、検索結果の表示に必要な部分のみを抽出し、dts:wrapperで囲んでいます。
このような部分TEI/XMLを作成することにより、例えばstandOffタグで記述したlistPersonタグの内容を検索結果に反映させるなど、必要なデータを柔軟に設定することができます。
まとめ#
TEI/XMLから検索システムを構築する際のDTS(Distributed Text Services)のdts:wrapperタグの応用例について紹介しました。
間違った使い方をしている部分もあるかもしれませんが、参考になりましたら幸いです。