概要

RDFデータの作成にあたり、Microsoft Visioを使う機会があったので、備忘録です。

https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/visio/flowchart-software

なおMicrosoft VisioはRDFデータの作成に特化したツールではありませんが、フローチャートと図面の作成ソフトウェアであり、高い操作性を有します。そこで、本ツールで作成したデータをRDFに変換することを試みます。

Microsoft Visioで作成したデータのRDFへの変換にあたっては、以下のPythonライブラリを使用します。

https://pypi.org/project/vsdx/

データ作成

今回は、以下のようなネットワークを作成しました。

https://univtokyo-my.sharepoint.com/:u:/g/personal/2436196812_utac_u-tokyo_ac_jp/EXf0yPI39-pNnruSXMT3JBsBXsUmJ4XYMF_-oRFjjz0CXw?e=wJcFVc

以下の例を参考にしています。

https://www.w3.org/TR/rdf11-primer/#fig4

リソースの作成にあたっては、以下のように楕円を選択します。リテラルは長方形を選択します。

プロパティの編集にあたっては、描画コネクタでノード同士を繋ぎ、以下のように「テキストの編集」からプロパティを入力します。

以下が作成例です。

リソースおよびプロパティはURIによる記述が基本です。またリテラル(長方形)から他のノードに接続することはせず、リソース(楕円)からのみ、他のノードへ接続します。

ただし、後述する変換ライブラリ側の処理になりますが、リソースおよびプロパティに単純な文字列を与えた場合には、http://example.org/を補うことで、URIとして出力します。

つまり、以下のように作成しても、上記と同じRDFデータが作成されます。

変換ライブラリ

本ライブラリについては別の記事で紹介予定です。

Microsoft Visioで作成したファイルは、vsdxファイルとして保存されます。

このvsdxファイルを入力して変換処理を行うことで、以下のような出力が得られます。

@@@ee<pppxxhrrr::teeeBstfffOefupiiiBxob:xxx:aj/etfe/defxy:cwcxo:pttwt:akeowefnpe.r<:ofixwmhwoc:ist<sa_pk:thfiripte:ned<:txPtdah/p:eeitt/:Arrcate/lsea.px/iosto:axcnter/mmeg/pl;<"/pln;heuestnr..ttlocpi.ro:"togm/yr///./g>fwQ/ow1daw2cf.4//w1t0i8e.k>r1im/dds>ac/tt>ae.romrsg:/teinttliety"/MQo1n2a41L8i>sa".

また、神崎正英氏が作成された可視化ツールを使うことで、以下のようなネットワーク図が得られます。

この可視化図の作成には、以下の記事で紹介した方法を使用しています。

まとめ

Microsoft Visioを用いることで、ノードおよびエッジのスタイルの変更、共同編集やコメントの付与など、ネットワーク図の作成を効率的に進めることができました。

まだまだ不完全な部分が多いですが、今回紹介したような方法により、RDFデータ作成におけるハードルの低減につながれば幸いです。